施術:ホワイトコート
楊貴妃を偲んで、後に「詩聖」と呼ばれた杜甫が詠んだ歌の中に「明眸皓歯」という一説があります。澄んだ瞳と白く整った歯という意味で、かの詩聖が美の条件に歯の白さを挙げていたと言えるわけです。かつてお歯黒が美の条件であった日本においても、近年は歯の白さの重要性を訴える歯磨き粉のCM戦術が流行したことなどもあり、形のみならず歯そのものの色についても多大なる関心が寄せられています。そして現在歯のマニキュアとして人気を集めているのがホワイトコートです。かつて美容整形における歯のマニキュアは、何日かしか効果が続きませんでした。しかし、2005年に厚生労働省に認可されたこのホワイトコートは、効果が1~3ケ月持続し、歯の表面を傷つけたり、歯質に影響を与えるといったこともなく、また、万が一飲み込んでも、身体に吸収されることなく排出されるのです。
施術:レーザーホワイトニング
しかし、いかなホワイトコートが画期的なマニキュア剤であるとはいえ、やはり永続的な効果を期待したくなるのが人間の常です。そういった場合の根治治療としては、レーザーホワイトニングが特に有名です。歯を削ったり、神経を除去する必要もなく、歯の表面に漂白剤を塗って、アルゴンレーザーを照射するだけのレーザーホワイトニングは、身体や歯にも全くダメージがない上に、施術時間も大変短く、年齢に関係なく、幅広い層の方が施術を受けることが可能です。とはいえ、その効果は万能ではなく、薬の副作用や虫歯を原因とする変色には向いていません。また、これは美容整形に限った話ではなく、全ての歯の疾患に言えることですが、せっかく施術を受けて歯を白くしたところで、その施術を受ける原因となった生活を正さなければ、また同じ轍を踏むだけですから、医師のカウンセリングをよく受けて、日々の歯磨きなどのデンタルケアをしっかりしていくことも肝要です。